佐久市取出町の真言宗・専立寺(林文典住職)の「新年大護摩供法要」は17日開き、檀家や地域の住民ら約60人が参加した。
70年前まで行われていた大護摩供法要を、総本山の修行を終えた林住職の長男・将行さん(31)のお披露目を兼ね、8年前に復活。当初は檀家が多かったが、年々親子連れが増えてきた。
法要では、観音経や般若心経を全員で唱えたほか、参加者が護摩壇の周りを歩き、合掌しながらながら仏の加護を祈る「加持」を行った。
林住職は「若い世代に関心を持ってもらえるのはうれしい」と話していた。

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