佐久市長選に出馬を表明している新人の花里信彦氏(57)=志賀=と現職の柳田清二氏(47)=野沢=。告示日まで残り2カ月余りとなり、選挙ムードは高まってきている。
花里信彦氏
市民の暮らし守る
まずは国保税値下げ
花里氏は「市民の命と暮らしを守ることが争点」とし、そのための重要政策に「国保税の値下げ」を掲げる。
今年に入り、「数字で見る佐久市の現状」をテーマにしたチラシが完成。1月に開いた応援団集会で支援者に渡し、チラシ配布を進める。自身も「市内240区すべてを歩く」を目標にチラシの全戸配布を続けている。
あさって5日(日)午後2時からは、佐久市市民創錬センターで応援団大集会を開く。集会では第2弾のチラシの内容への意見や質問を受け、「政策や公約に反映させ、さらに磨きをかける」。
柳田清二氏
20年後のビジョン描く
19日に総決起大会
柳田氏は「佐久市の未来を提示し、そのために必要な政策を考え訴えていく」と話す。
1月28日に佐久市市民創錬センターで開いた後援会「柳清会」の女性部役員会では180人を集め士気を高めたほか、1日には佐久市中込で事務所開きを行い、約170人を集めた。
現市政への批判に対しては、後援会内部で「いきさつまで含めて市政の現状を知ってもらい、正しく反論するための情報共有を徹底している」という。19日(日)午後2時からは、佐久市猿久保の佐久創造館で総決起大会を開く。