望月高同窓会(竹花健太郎会長)は30日に総会を開いた。同校は生徒数が2年連続で160人を下回ったことなどから県立高の第1期再編の対象校に該当。総会では、同校が人材育成や地域の発展、活性化になくてはならない存在であることなどを盛り込んだ決議を採択。今後も会員が団結し、母校存続を求めていくことを確認し合った。
同窓会事務局長の比田井正弘さんは、「生徒数は昭和50年がピークで、当時は685人が通っていた」と振り返りながら、「地域から子どもの姿が消えてしまうのは寂しいこと。学校存続に向け、今後も働き掛けを続けていく」と話した。
13日(木)午後6時半から駒の里ふれあいセンターで、同校の状況や再編計画などをテーマにした住民説明会を開く。事前申し込みは不要で同窓生以外の参加も歓迎している。
なお、近隣では小諸高と小諸商業高の同窓会が双方の意見を交わす連絡会を開くなど、2校の統合に向け動き出している。

望月高同窓会