小山敬三美術館(渡辺正喜館長)は、敬三画伯の生誕120年を記念し、浅間山を題材に描いた作品展を9月24日(日)まで開いている。
作品は昭和19年から昭和57年までに描いた23点で、同館の所蔵品以外に、養女の中嶋蓉子さん所蔵の「紅浅間」も初めて公開。16日のオープニングセレモニーには中嶋さんも参列し、「軽井沢の別荘で、浅間山に朝日が当たり、真っ赤に染まる瞬間を待ち続けていた父の姿をよく覚えている」と思い出を話していた。
入館料は一般2百円、小中学生百円。時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは同館(電話0267・22・3428)。