「余った夏野菜を活用して地域のつながりを―」。地域の課題を洗い出し、より良いまちづくりを進める「うすだまちづくりラボ」は、無償で提供された夏野菜を味わう「サラダバー」を企画した。
収穫時期を迎え、各家庭で余りがちな「夏野菜」を地域のコミュニティづくりに活用できないか―と生まれた初めての試み。9、10の2日間行い、初日の9日には、キュウリやトマト、トウモロコシなど約5㌔の夏野菜が提供された。参加費は1人百円。会場となったうすだ健康館には、親子連れを中心に多くの人が訪れ、思い思いに皿に盛り付けた新鮮な野菜を味わっていた。
地域から集めた野菜を会場に持ち込んだ臼田地区区長会長で入沢区の渡辺一夫区長は、「こうした取り組みが臼田地区全体に広がり、発展してほしい」と願いながら、「そのためにも、地元として今後も協力していきたい」と話していた。