小麦粉を材料に作った粘土(パンド)に油絵具を練り込み、はさみやアルミの棒で花びらや葉を一枚一枚作った作品です。▽シンビジウム▽トルコキキョウ▽カラー▽グロリオサ▽蘭のマリリンモンロー▽オンシジウム▽木の実の7種類の花で、10年ほど前に作った物を組み込んであります。
佐久市下平尾の画廊&クラフト喫茶「パンの花」で今月開いた教室展に出品しました。一つ一つの花を見ると作成時の事が色々思い出されます。今はこれが一つの大作になったことに喜びを感じています。
デパートの展示コーナーでパンフラワーの作品を一目見て「作りたい」と思ったのをきっかけに、「パンの花」主宰の土屋裕子さん(佐久市下平尾)の指導を受けて20年以上になります。同じ花をテーマに作っても、花びらや葉に作り手の個性が出ることが魅力のひとつで、それぞれの作品が愛らしく見えます。また、元々花が好きでしたが、細部まで観察するようになり、もう一つの趣味「絵手紙」を描くことにも役立っていると感じています。
教室は月に一度。最近は山野草などの小作品を作ることに夢中です。