佐久市田口の新海三社神社で7日、秋の例祭に合わせた子ども相撲があった。地域内外から小学生の男女が参加し、同神社の境内に子どもたちや応援する保護者らの歓声が響き渡った。
同神社の秋の例祭では、祭事や地元の小学5、6年生女子による「浦安の舞」の披露などがあるが、9年ほど前に新しい名物になれば―と同神社の井出行則宮司が発案して始まった。
低学年同士の対戦では力が拮抗してなかなか決着がつかなかったり、取り組み中に泣きだして土俵を飛び出て親に駆け寄るハプニングもあったが、丸山勝雄神社総代長は「子どもたちの元気な声は例祭を盛り上げてくれる」と目を細めていた。