小諸市水明小学校の中庭にある池で、ミズバショウが次々と白い苞を開き始めている。長年にわたってミズバショウの世話をしている、学校近くに住む花岡一登さんによると「今年は暖冬のせいか開くのが早い」というが、「日の当たり方が違う場所もあるので4月中旬くらいまでは楽しめそう」と話す。
10数年前、当時の学校長が一株植えたのをきっかけに、花岡さんや学校職員が協力して少しずつ増やしてきた。現在は育った株から落ちた種などで自然に増えるようになっている。同小は湧水が豊富に流れる自然環境豊かな立地で、この湧水がミズバショウの生育に大きく役立っている。