佐久市入沢の日向佳紀さん(79)宅に今年もツバメが巣を作った。軒先や屋根付きの自宅の門、車庫などに実に10以上の巣ができていて、多くの親鳥が飛び交いにぎやかだ。
今年は3月下旬に飛来。「門を作った40年ほど前から毎年欠かさず巣づくりに来ていて、いつも楽しみにしている」と日向さん。ただ、「“ものぐささん”もいて、新たに巣を作らず、昨年使った巣を再利用するツバメもいる」という。「(5日時点で)少なくとも15羽程度が巣立ちました」。
一方で、大変なのはフンの掃除。「妻が朝と夕の2回、15分ずつ必ず掃除をしている」という状況だが、それでも「“今年も来てくれた”と嬉しい気持ちになる」とにっこり。「地域の子どもたちも様子を見に来ていて、教育にも役立っているのでは」。