小諸市野岸小の管楽部(吉池直樹顧問・32人)は、11月1日(日)午後1時半から、小諸市文化センターホールで「サンクスギビングコンサート」を開く。新型コロナの影響で演奏機会を失った同部にとって待望のコンサートで、同部の田中奈緒部長は「いつも応援してくれる人たちの思い出に残る楽しいコンサートにしたい」と意気込んでいる。
例年であれば、各種コンクールへの出場や市内の福祉施設での発表など多くの演奏機会があるが、今年はこれらがすべて中止になった。田中部長は「発表の場という目標を失い、特に6年生はやる気を維持するのが大変だった」と振り返る。それだけに、ようやく決まったコンサートに対し、「今はやる気が今年で一番上がっている状態」。
当日は「川の流れのように」「宿命」といった歌謡曲、ポップスなどを含む耳なじみある曲を演奏する第1部と、今年コンクールが行われていれば演奏する予定だった曲を披露する第2部の2部構成。現在は本番に向け、部のモットーでもある「笑顔・ノリノリ・感動」を聞く人に届けられる演奏をするため、みっちりと練習に取り組んでいる。
コンサートは入場無料。マスク着用や消毒、検温、連絡先カードの記入などのコロナ対策を講じて行う。