小諸市出身の彫刻家・小林貞吾の作品を展示している小林貞吾記念館で、ロトウザクラが満開だ。間もなく散り始めてしまうが、ロトウザクラが散れば、今度はスイセンやハナアンズが見ごろを迎える。
ロトウザクラは敷地内に3本植えられている。同館館長で貞吾の甥である小林太喜男さん(75)=諸=は、「ロトウザクラをはじめ、館の敷地内は一年中花が絶えないようにしたい」と、様々な植物を植えて日々世話をしている。
記念館には貞吾の作品約120点が展示されていて、「花は関心を引くためのひとつ。花の観賞をきっかけに貞吾の作品を見てもらえたらうれしい」と話す。入場無料だが、記念館見学にあたっては「まずご一報を」と小林さん。問い合わせは記念館(電話0267・22・8376)。