佐久市長土呂のEIKOバレエスタジオ(佐藤瑛子主宰)に所属する原谷康太君(15)=長土呂=が、3月に長野市で行われたNAGANO全国バレエコンクールのジュニア部で優勝した。
今回で12回目を迎えた同コンクールは、年齢ごとに4つの部に分かれており、例年は全国から参加者が集まるが、今年は県内在住者のみとなった。
同スタジオには3歳から70歳まで約50人の生徒がいる。コンクールには11人が出場し全員が準入賞以上となった。
原谷君はバレエをする姉の姿に憧れ、6歳からスタジオに通い始めた。小学5年生から6年生までは休んでいたが、「ボリショイバレエ」の舞台を見て、もう一度頑張りたいと復帰した。週5日、1日約2時間はスタジオでレッスンし、家ではしなやかな筋肉を付けるためにストレッチを行っている。
原谷君が大会で1位になったのは初めて。将来の夢はパリのオペラ座の舞台に立つことで、「うれしさよりも、もっと良い演技をするために表現力や技術を磨きたいという気持ちが強い」と控えめに喜んでいた。
主宰の佐藤さんも優秀指導者賞を受け、「最近は男性の生徒も増えている。昨年はコロナ禍で大会が無かった分、今回に全力を出せた子も多かったと感じる」と話していた。
入賞者は次の皆さん。
▽ジュニア部(中学生)
原谷康太(1位)
八巻遥香(6位)
松本実怜伊藤羽菜
小林珠子(以上入賞)
▽児童2部(小学4~6年)
塩川瑠望(2位)
岡村珠里(5位)
土田アリサ凛
柏崎のどか(以上入賞)
井出沙由菜(準入賞)
▽児童1部(小学1~3年)
土屋真央(準入賞)