小諸市千曲小・野岸小の児童と、小諸商業高校の生徒合わせて38人が22日、小諸市御牧ヶ原台地にあるワイン用ブドウの畑で、70本の苗を植え付けた。
同地のワイン醸造所「ジオヒルズワイナリー」などで作る「ワイン文化を未来へ繋ぐ会」が主催。同醸造所は従来の2㌶の畑に加え、今年度から新たに1㌶を整備。ここに2年かけて約3千本の苗を植え付ける予定で、今回子どもたちに植え付けてもらったのはこのうちの一部。
子どもたちは小学生と高校生の混合グループを複数作り、協力して作業に励んだ。今回植えた苗は、収穫できるようになるまで3~4年かかるといい、作業を指導した同ワイナリー醸造責任者の富岡隼人さんは、「後輩たちにも引き継いでいきながら、次の世代を担う子どもたちにブドウの育ち方やワインができあがるまでを学んでもらえたらうれしい」と話していた。