佐久市望月中の1年生54人は20日、総合的学習の一環で地域にある松明山まで出向き、山頂から望月の町並みを見下ろした。
1学年の総合的学習のテーマは「ふるさと望月を知る」。この日は1日かけて総合の授業を行い、午前中は同校のコミュニティースクールコーディネーターの竹花英夫さんなど、地域の人を講師に望月の歴史を学んだほか、巻物作りに挑戦。午後から徒歩で松明山に登山した。
松明山は、望月地区で8月に行われる信州の奇祭のひとつ「榊祭り」で、祭の大きな特徴である川に投げ込むたいまつに火をつけて出発する場所。眼下に望月総合グラウンドや総合体育館、望月宿の町並みを見下ろせるなど眺望も良く、生徒たちは到着するなり、「すごい」「いい眺め」と歓声を上げていた。