地域の子どもたちでつくる「劇団KDCキッズ」は、2月20日(日)に中込会館でミュージカルを上演する。当初は今月30日(日)に予定していたが、佐久市の新型コロナの感染警戒レベルが「5」になったことを受け、来月に延期した。
中込を拠点に活動する「ダンスクラブKDC」(廣末恵子代表)の中で、特に芝居を中心学ぶ「シアタークラス」の子どもたちが出演。佐久市では毎年、市民参加型のミュージカル「こころのミュージカル」を上演しているが、「まだ大舞台に立てない小さな子どもたちの出演の場にもしたい」と、子どもたちが主体となって活躍するミュージカルだ。
演題は「朝のひかりにおはようを」。朝日を避けて引きこもりになったお嬢様「エリザ」を中心にした物語で、主役のエリザを中込中2年の市村藍優名(あゆな)さんが演じる。出演者の1人で、主役のエリザと心を通わせる少女「エリー」を演じる奈良澤祐佳さん(佐久平浅間小2年)は、「エリザの心を動かす重要な役。見ている人にも気持ちが伝わるように頑張りたい」と意気込んでいる。
上演時間は午後1時~と午後3時~の2回。観覧は無料だが「ダンスクラブKDC」のホームページからメールで事前申し込みが必要。