機会金属加工のサワイ=佐久市小田井=の中庭に、今年もキクザクラが見事な花を咲かせた。 直径4㎝程の花に百枚以上の花びらを付けるキクザクラは、丸みを帯びたキクのような形が特長。30年程前に、会長の澤井祐二さん(80)が植えたもので、今では高さ3mに成長。澤井さんによると、「キクザクラは金沢の兼六園が有名だが、佐久市内では珍しいのでは」という。 以前は社員で行っていた花見は、コロナ禍で開けない状況が続いているが、「いずれ市民の人にも愛でてもらえるようになれば」と願っている。