学用品や制服のリユースに取り組む「どうぞのランドセル」(小林重太郎代表)は7日、小諸市南町の老人保健施設「こまくさ」で、これまでに寄付を受けたランドセル60個をピカピカになるまで磨く作業に汗を流した。
同会は昨年1月、子育てをする家庭の支援を目的に設立。まだ使える学用品を寄付で募り、必要とする人に配布して使ってもらう活動が中心で、これまでに千件を超える学用品支援の実績がある。
この日は同実行委メンバー5人のほか、小諸商業高や小諸看護専門学校の学生計10人が作業に協力。洗剤やオイルなどを使って、ランドセルの表面を磨き上げ、作業を終えたランドセルをラッピングした。小林代表は、「受け取った子どもたちに気持ちよく使ってもらいたいという思いを込めて作業した」と話していた。
きれいになったランドセルは、毎週土曜日午前10時から、「こまくさ」内の「喫茶みちくさ」で行っているリユースの会で希望者にプレゼントする。問い合わせは小林代表(電話090・3473・8387)。