おもちゃの修理を無償で行うボランティア団体「おもちゃなおし隊こもろ」(山内修代表)が、コロナ禍で中止していたおもちゃ修理の受付を再開。初日の16日には、さっそく多くの修理依頼が舞い込んだ。
同隊は、小諸市ボランティアセンターで開いた「男の生き方講座」を受講した山内代表が、上田市の「おもちゃの救究隊うえだ」の取り組みに触発され立案し平成22年度に設立。メンバーのほとんどが、電気や機械関係の仕事経験がある人たちだ。
この日は、「普段孫が使っている」という、レジスターを体験できるおもちゃの音がならなくなったという修理依頼など、複数の持ち込みがあった。隊員が調べたところ、内部で断線していることがわかった。持ち込まれるおもちゃの多くが、こうした断線や電池の液漏れによる電池ボックスの汚れで通電しないといった軽微なケースという。
今後は、毎月第3水曜日の午前9時半から10時半まで、こもテラス1階の「コモールひろば」で修理の依頼を受け付ける(祝祭日は休み)。修理代は原則無料だが、市販部品と交換した場合は実費必要。問い合わせは山内さん(電話090・5795・3661)。