小諸市内に伝わる地域の伝統芸能を披露する「伝統芸能のつどい」は19日、小諸市文化センターで開き、12団体が出演した。
つどいは、小諸市文化協会(小池平一郎会長)と小諸市の主催で、平成5年から、5年に1度ほどのペースで開いてきた。郷土の伝統芸能を市民に広く見てもらうことで、絶やすことなく保存し、後世に伝えていくことが目的。
この日は小諸市無形民俗文化財に指定されている平原の二十五菩薩来迎会や正調小室節、小諸馬子唄のほか、各地区の伝統行事や芸能の保存会などが舞や歌、踊りを披露。中でも二十五菩薩来迎会では、地域の小中学生が面や衣装に身を包んで熱演した。
また、会場には県無形民俗文化財の御影道祖神で使う山車や市無形民俗文化財の小諸八幡宮八朔相撲の化粧まわしも展示された。