芝生田児童クラブ実行委員(柳沢惠二実行委員長)は、「夏休み子ども教室」を3年ぶりに実施した。
同クラブは子どもたちの「放課後の居場所づくり」をしようと平成28年に有志が集まって始めた取り組み。月2回、公民館を開放して、宿題支援や書道教室などシーズンごとに内容を変えて実施。多彩な習い事を体験できるのも特徴の一つだ。芝生田に約50人いる小学生の内38人が登録している。
メンバーは元区長や主任児童委員、見守り隊などで構成。子どもたちも通学時に顔見知りになっているために、参加しやすい環境になっている。
夏休子ども教室は、7日から9日までの3日間で、宿題支援や版画、図画工作、ハンドベル体験のほか、糠地にある「チョウの里」を見学した。
9日には糠地の見晴らし交流館で周辺の散策や鬼ごっこなどで体を動かした。昼食は定番のカレーを作った。この日は中高生が応援に駆け付けて、区民から寄付してもらった米や玉ねぎ、ジャガイモ、ズッキーニなどを使い、学年ごとに野菜を分担して切るなど協力。出来上がった具沢山のカレーを見晴らしの良い縁側で味わった。