佐久市平根小(長澤永子校長)は20日、開校150周年事業の一環で全校児童161人が色とりどりの風船を飛ばした。
「日本一のバスケットボール選手になりたい」「お笑い芸人になりたい」「拾ってくれてありがとう」といった児童の夢やメッセージをしたためた紙を付けた色とりどりの風船。また、併せて印字したQRコードを読み込むと風船を拾った場所などを記入できる仕組みで、11月に開く記念式典までに記入があればまとめて紹介するという。
同小の150周年事業は元PTA会長ら17人で作る実行委員会が主に企画。栗山寛之実行委員長(46)=上平尾=は「準備の大変さはあるが、学校だけでなく地域が一緒になって記念の年を祝っている」。
佐久市東小の中村努校長は、同校勤務の先生たちが持つスポーツや芸術の特技を子どもたちに披露してもらおうと、8月から「憧れプロジェクト」を始めた。中村校長が「先生たちの姿を見て、子どもたちに1つのことに熱中することや挑戦する大切さを感じてもらいたい」と期待を込めた取り組みだ。