小諸市六供のさくら動物病院(横山篤司院長)は24日、市民交流センター内ステラホールでペットの飼育に関する知識を学ぶ講座「さくらスクール」を開き、約60人が参加。同院の獣医や動物看護士からペットの病気などについて学んだ。
普段の診察では伝えられないことや、ペットに関する日常的な不安、悩みについて、同院スタッフから直接学べる機会として平成17年に始まった。コロナ禍で中止が続き、今回は5年ぶりの再開で18回目となった。
この日は獣医師の滝沢逸志さんが「動物の皮膚病」、動物看護士の田井香菜絵さんが歯磨きなどのデンタルケアについて解説したほか、横山院長が参加者の質問に答えた。また16の協賛企業からペットフードなど6つのブースも並び、参加者の注目を集めた。
講師を務めるスタッフは、発表テーマについて自ら内容の取りまとめや資料作りを行っており、横山院長は「スクールで話すことがスタッフのスキルアップにもなっている」と話していた。