佐久市臼田の稲荷山公園内の「稲荷神社」の氏子総代会(久義重会長)は4日、初午祭を開いた。多くの参拝者が足を運び、五穀豊穣や健康長寿、志望校合格など、様々な思いを祈願した。
コロナの影響でしばらく規模を縮小していたが、今年は参拝者に湯茶接待などするお茶所も復活。参拝者には福だるまや福あめをプレゼントするなど、にぎやかに行った。また、今年は神事の際、元日に起きた能登半島地震の犠牲者の供養や被災者の一日も早い生活の再建、復興に取り組む人たちの安全などへの願いも含めて祈祷した。
臼田の初午祭はもともと、稲荷神社と諏訪神社で別に行っていたが現在は合同で行っており、久さんが両神社の氏子総代会長を務めている。