小諸市水明小の中庭にある池でミズバショウが白く美しい苞を開き、児童や教職員の目を楽しませている。
学校評議員を務める花岡一登さん(93)が手入れを行っており、20年程前に、中庭にあった1株を見つけたことをきっかけに増やし始めた。今では300株ほどにまで増えている。同小は湧き水が豊富に流れる場所であることも育成に適しているという。
池がある中庭は休み時間に児童が遊ぶ場所になっており、苞を見たり、池の周りを走り回ったりしている。花岡さんは「学校なので誰にでも見てもらうわけにはいかないが、児童や職員が喜んでくれるのはうれしい」と話す。