小諸市芝生田区で毎年5月3日に行われる「子ども相撲」が、コロナ禍での中止を経て5年ぶりに開かれ、幼保育園児や小学生など、飛び入り参加も含め10人余りが参加。一所懸命にぶつかり合う子どもたちの姿に、見守る大人から大きな歓声や声援が飛んだ。
同区の「八十八夜祭」の行事の一つで、相撲大会は同区の青少年育成会(高良和彦会長)が運営。子どもたちの健やかな成長などを祈願する行事だ。この日は役員らが早朝6時から土俵作りをしたという。
取り組みは、おおよそ年が近い子どもたち同士で行うよう調整。また、現地で飛び入り参加も呼びかけ、未就学児が参加したほか、大人も参加して、小学生と戦ったがあっさり敗北。会場の笑いを誘った。高良会長は、「とても盛り上がった。この流れを夏祭りにまで繋げ、子どもたちの活動の場を増やしたい」と話していた。