佐久市相生町区の若宮八幡神社で23日、伝統の子ども奉納相撲大会を行い、約70人の「豆力士」が参加した。 子どもたちは多くの声援を受けながら、桜満開の境内で元気よく相撲をとった。 「子どもたちに『桜の下で相撲をとったなあ』とか『豚汁やおでんを食べたなあ』といった、故郷での思い出を作ってほしいと願っている」と同実行委員会の増田文昭会長(71)。江戸時代にも、神社境内で相撲巡業が行われた文献が残っているといい、「神社で行う相撲は歴史の長いもの。この伝統を後世に伝えていきたい」。