小諸市の電気工事業者の組合スタッフが18日、市内の1人暮らし高齢者宅の電気設備の無料診断を行い、配線や蛍光灯の交換や清掃をした。
毎年8月の電気使用安全月間に合わせ、接続部分からの火災予防や業界のイメージアップを目的に昭和53年から行っている。市内を3ブロックに分け、対象の区の民生児童委員を通して要望があった家で点検や修理をした。古い家には漏電ブレーカーがついていないことが多く火災になる危険性が高いという。組合長の清水雄二さんは「高齢者からの感謝の言葉がやりがいにつながっている」。
多くの補修を受けた山浦たつ子さん(89)=紺屋町=は「専門的なことはまったくわからないし、無償でやってもらえるのでとても助かる」と感謝していた。