こもろ女性の家が主催する初めての「刃物砥ぎ講座」は27日に行い、市内の男女15人が参加。自前の包丁を持ち込み、切れ味を良くするための砥ぎ方のコツを学んだ。
定員は10人だったが申し込みは多く、少し枠を増やして対応。それでも参加を断らざるを得ない人もいたという人気だった。講師はグラフィックデザインなどで大学講師などを務め、その一環で刃物を砥ぐ活動などもしてきた柳澤瀧登さん。柳澤さんは、「刃物を握った手首から先は動かさないようにするが、肩とひじは柔軟に」「砥ぐときは力を入れなくていいので刃物を水平にする」といったコツを、実技を交えながら指導した。
こもろ女性の家は申し込みの多さから、「需要の高さが分かった」といい、10月ころに再度開く予定だ。