佐久市の長土呂区(佐藤達夫区長)の区民文化祭は1日、同区公会場で開いた。コロナ禍で今年は作品展示のみだったが、子どもからお年寄りまで幅広い年代層の区民が途切れなく会場を訪れた。
今年は公民館の学習グループや個人が出品した88点を展示。同区公民館長の東城公人さんは、「ステイホーム中に取り組んだ力作で見事なものばかりでしょう」と、訪れる人たちを案内していた。
会場ではこのほか、民生児童委員や日赤奉仕団、安協、保健補導員など日常生活に密着する組織の活動紹介も展示。また、区で行われた行事のビデオ放映もあり、食い入るように見つめる姿も多かった。
同区では非接触型体温計を導入し、今回から使用を開始。区民からは「コロナ対策を徹底してもらえると行事にも参加しやすい」との声も聞かれた。