世代間交流などをねらいに旧大沢小の校庭でこのほどひらいた「ゆるりうんどう会」で、掛け声に佐久の方言を交えたユニークなラジオ体操がお披露目された。「みんなで元気よく始めやしょう」の掛け声で始まる佐久らしさいっぱいのラジオ体操で、希望者には音源を提供するという。
動きと音楽自体はお馴染みの「ラジオ体操第一」だが、動きの合間の掛け声に佐久の方言を交えた。「体をでっかく回しやしょう」など、佐久地域の人なら親しみのある方言が随所に聞かれ、楽しく取り組めるラジオ体操だ。
原案を佐久ホテル(岩村田)の篠澤明剛社長が作成し、それを元に、ゆるりうんどう会の実行委員会と県シニア大佐久学部の方言研究班のメンバーが共同で作り上げた。うんどう会実行委員会の亀谷佳奈さん(39)は、「このラジオ体操を広く活用して、地域の人の健康づくりのために役立ててほしい」と話す。「希望者には音源を提供します」。
うんどう会には、子どもから高齢者まで約60人が参加。方言ラジオ体操はお披露目を兼ねて準備運動としてプログラムに組み込まれ、参加者が体をほぐした。音源の提供を希望する人は亀谷さん(電話090・9360・8827)まで。