○…小諸市の「燃やすごみ」が、この5年間で約6%、334㌧増加している。平成23年は年間5700㌧だったが、昨年は6034㌧に増加した。
○…また、市がごみステーションに出された指定袋の中身を調査したところ、11・6%のリサイクル可能なチラシや封筒などの紙類が混入していたことも判明。推計すると市全体で年間430㌧に上り、古紙などの資源ごみに分別した場合の節約額は約1600万円。せっかくの資源が、煙と化していたこともわかった。
○…市は、「核家族化の進展で世帯数が増えたことも影響している」と見ている。一方で、今年から新ごみ焼却施設「クリーンヒルこもろ」が稼働を始めたが、「新施設は分別が簡単で何でも燃やすことができる」と誤解している市民もおり、市は昨年委嘱した市民17人による「ごみ減量アドバイザー」らと地域に出向くなどして、減量対策を進めていきたい考えだ。