佐久女性みちの会(中村美登里会長)は、自動車で佐久を訪れる人の玄関口である佐久インターチェンジ入り口の園地に花を植える活動を始めて7年。今年も13日、同会メンバーや市職員、高速道路を管理するネクスコ職員など約40人が参加し、2160株を植える作業に汗を流した。
以前はIC周辺で草刈りやごみ拾いを行っていたが、インター利用者を出迎える意味も込めて6年前に花植えに変更。毎年春と秋に行っている。今回植えたのはマリーゴールドやペチュニアなど。
同会は現在会員約60人。4月の佐久市強歩大会や5月の佐久バルーンフェスティバル会場での湯茶接待などを通じ、中部横断自動車道の早期全線開通実現を目標に活動している。中村会長は「中部横断道が開通すれば、食や文化など佐久の良さを広くアピールでき、さらなる発展を望める」と全線開通の必要性を訴えている。
この日の作業に参加した入会1年の新人、白井純子さん(69)=下越=は「会の活動を通して、多くの人と交流できるのが楽しい」と話していた。同会は会員を随時募集中。資格は佐久市内に住む女性。問い合わせ、申し込みは同会事務局の佐久市道路建設課(電話0267・62・2111)。