佐久市瀬戸に完成した新野球場落成記念の「ドリームベースボール」は23日に開き、往年の元プロ野球選手による「ドリームチーム」と、佐久市内の軟式野球チーム選手で作る選抜チームが対戦。会場には4300人超が詰めかけた。
ドリームチームは、プロ野球史上唯一の通算4百勝投手・金田正一さんが監督を務め、「マサカリ投法」の村田兆治さん、読売巨人軍のエース桑田真澄さんらが出場。一時代を築いた元選手たちが見せるプレーに、会場からは大きな歓声が沸いた。
佐久市選抜の先発投手を務めた佐久市職員の松崎幸二さん(42)は、選抜チームの優秀投手に選ばれ、金田さんからサイン入りグローブをプレゼントされた。松崎さんは平成6年、佐久長聖高校野球部のエースとして夏の甲子園大会に出場しており、「子どもの頃に大好きで見ていた選手たちと対戦できるなんて夢のよう。とても良い経験をさせてもらった」と喜んでいた。

試合は7回制。6回終了時点まで佐久市選抜チームが2対1でリードしたが、最終回で逆転を許し3対2でドリームチームが勝利

元プロ選手のプレーを見ようと、佐久市内外から4322人が集まった