佐久市三条区の65歳以上の有志でつくる「たっしゃかい」(依田強会長)はこのほど、地元の青沼駅の環境美化活動への貢献でJR東日本長野支社小海線営業所から感謝状を贈られた。
同会は、昨年夏に同駅周辺の樹木のせん定をボランティアで実施。駅を利用する学生から、「枝がホームの方に伸びてきて危険」との声が聞かれたこともきっかけになり、始発前の早朝に集まり、1時間程度の作業を行ったという。
感謝状を手渡した同営業所の小林義彦所長は、「営業所では小海線沿線の約80㌔を保守しているが、細かいところまで手が回らないのが現状。こうした活動に本当にうれしい」と感謝。「今後も無理のない範囲でお手伝いをして頂けたら」と話した。
同会事務局の高柳誠人さん(79)は「コロナ禍でなかなか集まる機会を作れずにいるが、今後も定期的に美化活動を続けていきたい」と意気込んだ。

(左から)たっしゃかいの高柳誠人さん、小林小海線営業所長、依田強会長、木継勇一事務局長