佐久市岩村田の「森角建材店」の森角忠会長(71)が農機具小屋などを置いている佐久市岩村田岩子地籍の森角さん所有の敷地で、長距離を渡るチョウ「アサギマダラ」が乱舞する姿が見られる。森角さんによると、今月いっぱいくらいまでは楽しめそう。
森角さんは10年ほど前に、同敷地へアサギマダラが好むことで知られるフジバカマを植え、日々手入れをしている。アサギマダラは植栽の翌年からさっそく飛来するようになったといい、今では森角さんの友人や知人、愛好家が観察に足を運ぶスポットとなり、いつしか「森角バタフライガーデン」と呼ばれるようになった。
ガーデンはかつて湯川温泉があった場所の近くで、見学は自由。少し気温が高くなる正午ころから午後2時ころに飛びまわっていることが多いという。森角さんは「豊かな自然環境の中でゆっくりとチョウを眺めてほしい」と話している。