小諸市懐古園内の弓道場の矢取道沿いで、たくさんの福寿草が花を咲かせている。園内通路から射場を挟んで反対側になるが、小諸弓道会のメンバーは、練習が行われている時でも「一声かけてくれれば、花の近くで安全に見られるよう対応したい」としている。
懐古園内では二の丸跡でも福寿草が咲くが、日当たりの良さの違いからか、二の丸跡よりも弓道場の方が先に花をつけるという。矢取道は、射場から的まで続く約30㍍の道で、そのほぼ全域で芽を出しており、日照時間の違いで少しずつ成長度合いが異なる。最も日当たりが良い的近くではほぼ満開状態だが、射場に近い株はまだ小さく、まだまだ可憐な黄色い花を楽しめそうだ。

弓道場脇の矢取道に沿ってずらりと咲き誇っている福寿草