小諸市大久保のピアノ講師・栁沢アキ子さん(81)の門下生が出演した「50周年記念コンサート」は11日、小諸市文化センターで開いた。
同教室が初めて発表会を開いたのは昭和48年のこと。当初は教室のあった自宅を会場に企画していたが、生徒の増加で年々規模が大きくなり、会場も広い場所へと移したという。
今回のコンサートは50回目の発表会を記念した催し。教室の現役生徒の発表会に引き続き、現在もピアニストとして活躍する門下生など9人が演奏を披露した。ドラムやエレキギターが登場したり、バレリーナと共演する演目もあり、バラエティに富んだ内容で観客を楽しませた。
コンサートを鑑賞した栁沢さんは「50年はあっという間。こうした機会を通じて、門下生の成長した姿を見られるのはとてもうれしい」と目を細めた。

ピアノを演奏する栁沢アキ子さん(左)とソプラノ歌手の鈴木喜久江さん