野岸小4年の今泉侑大君が、30日(日)に国技館で開く「わんぱく相撲全国大会」に出場する。
相撲に興味を持ったのは、学校裏の小諸八幡宮で毎年開く「八朔相撲」に小学校1年で出場したこと。以降、祖母と一緒に大相撲を見るのが日課になるほどのめり込んだが、市内には稽古ができる環境がなかったため、代わりに柔道に取り組み始めたという。
コロナの影響でここ2年は八朔相撲が中止になったため、取り組みからは遠ざかっていたものの、今年6月に県立武道館で開いた「わんぱく相撲佐久場所」へ出場し、優勝。それを機に、同館を拠点に稽古する「佐久相撲クラブ」へ入会し、このほど開いた県大会でも2位の好成績を収め、全国大会への切符を手にした。
クラブの稽古は2週間に1度のペースだが、相撲が盛んな木曽町へ遠征するなど、全国大会に向けて技術を磨いている。「相手のまわしを取って押し込む『寄り』が得意。大会では1つでも多く勝ちたい」と意気込んでいる。ちなみに、憧れの力士は「雷電」という。