小諸市と「森林(もり)の里親」協定を結ぶ「沖電気」とグループ会社の「OKIネクステック」=小諸市耳取=は22日、小諸市御牧ケ原財産区有林で森林整備のボランティア作業を行い、合わせて31人が参加した。
作業現場は、アカマツが松くい虫の被害を受けており、樹種転換による森林再生に取り組もうとしてる場所で、来年度に新しい木を植えていくための事前作業の一環。参加者は、佐久森林組合職員などの指導を受けながら、2・4㌶ほどある敷地のうち、約千㎡の部分で枝落としや木の除伐を体験した。
同社は平成17年から「森林の里親」協定を結び、小諸市に50万円を寄付しているほか、森林整備作業を行っている。今回はコロナ禍の影響で3年半ぶりの作業だった。来年5月には、今回整備した場所にコナラの植樹を行いたい考えだ。