小諸市坂の上小の3年生児童45人は10日、小諸市懐古園で来園者に園内を観光案内する「こどもガイド」を行った。
こもろ観光ガイド協会(大西崇弘会長)が設立20周年の記念事業で始めた取り組みで、今年で8年目。懐古園内の▽三の門▽二の門▽二の丸▽黒門と黒門橋▽荒神井戸と大ケヤキ▽天守台と馬場▽島崎藤村の詩碑▽水の手展望台と不明門(あかずのもん)―の8カ所にグループで分かれ、児童たちは5月から同協会と連携しながら作り込んだ文章を暗唱して、各スポットを紹介した。
児童たちを長く指導し、当日にガイドをする様子を見守った同協会の清水季志子さんは、「回数を重ねるたびにうまくなっていく。とても素晴らしいガイドだった」と目を細めていた。