佐久市岸野地区12区の区民が一丸となって取り組む「岸野よいよい祭り」は1日、佐久市岸野小の体育館で開いた。子どもたちが手作りしたり、飾りつけたみこし7基が登場し、元気な掛け声と共に子どもたちがみこしをかついで館内を練り歩いた。あいにくの天候をものともせず、会場は多くの家族連れであふれ、4年ぶりの熱気に包まれた。
岸野地区区長会と岸野地区公民館が主催。コロナ前は岸野商店街を会場として行っていたが、4年ぶりに開くにあたり、協議の末、今回は岸野小で開くことを決め、「子どもたちのための祭りにしよう」との思いから、出店する屋台も、無料で子どもたちにふるまえるよう区費や公民会費でまかなったという。
岸野地区公民館長の片井周一さんは「子どもたちがとても楽しそうで、開催してよかった。今後も、時代に添った祭りを開いていきたい」と話していた。