小諸市四ツ谷区(小山陽一区長)は30日、子どもからお年寄りまで区民を対象にした「区民おたのしみ会」を開き、約80人が参加。輪投げやボウリング、魚釣りゲームなど8種類のゲームをプレーしながら、区民同士の世代を超えた交流を楽しんだ。
子どもからお年寄りまでの全世代が一堂に会して交流する機会として、令和元年に初めて開いたイベント。その後、コロナ禍で行うことができず、今回4年ぶりに2回目の開催にこぎつけた。運営の中心を担った同区副区長の田中たま子さんは、「お互いに顔が見える関係作りが大切と感じ、どうしてもやりたかった」と話す。
会場となった小諸村田製作所の体育館には、2歳から88歳までの区民が集合。参加者は、会場内に並んだ8種類のゲームコーナーを順番に回りながら、誰でもできる簡単さでありながら、戦略性にも富んだゲームを楽しんだ。
田中さんは、「こうした機会を持つことで、地域で子どもを育てていくと同時に、お年寄りも安心して年齢を重ねることができる」と話し、「誰もが四ツ谷に住んで良かったと思える“故郷”作りになれば良い」と話していた。