佐久市の中佐都小(小林英明校長)は20日、地域のお年寄りらが講師になる「わら細工講習会」を開き、4、5年生の児童109人が正月飾り作りを体験した。 同小区域の住民27人が指導。ごぼう締めや前掛け締めなどのしめ飾りのほか、不幸があった世帯は中佐都地区の住民が考案したヘビをモチーフにした「三つ編み蛇」を作った。 今年の世話人代表を務めた柳澤敏行さん(72)=赤岩=は、「出来栄えではなく作ったということが大切」と話していた。この講習は、伝統行事として40年以上続いている。