佐久市西耕地区(柳澤秀忠区長)の伝統行事「おかがり」は6日夜、同区の稲荷神社境内で開いた。 江戸時代中期の享保2年から続いているとされ、「村世話人会」が中心となって春の宵祭りに合わせて開いている。 子どもや保護者10人が区内約100戸を歩いてわらやだるま、正月飾りなどを集め、高さ3㍍を超える矢倉を組んだ。世話人代表の柳澤国富さんは「疫病退散の意味も込め、コロナ感染症が収束するよう祈りながら点火した」と話していた。