佐久地域野球協議会の小諸北佐久部会(望月春雄代表)と県高野連は14日、小諸市の大栄小諸球場で野球交流会を開き、小諸市と北佐久郡を拠点に活動する少年野球チームから約90人が参加。小諸商業高と蓼科高の野球部員50人から指導を受けながら交流を深めた。
野球の技術力向上に加え、参加した小学生たちが中学や高校に進んでも、野球を続けてもらえるよう「野球の楽しさ」を伝えるのがねらい。特に、直接の指導を高校生という小学生にとって世代が近い「身近なお兄さん」が務めることで、「こういう選手になりたい」といった憧れを持つきっかけにも期待を込めた。
参加した小学生を学年ごとに4グループに分け、打撃や守備、走塁、キャッチボールを順番に体験。高校野球部員たちは、小学生に対し「OK、うまいね」「ナイスプレー」などと声をかけながら指導。望月代表は、「子どもたちに指導する体験は、高校生にとっても自分の技術を向上する良いチャンス」と話していた。